生活トラブルの相談が専門の行政書士で投資家の天野ひろしです。
私は20年間公務員として、生活相談の中で、金銭のトラブルを数多く解決してきました。その中で、「かんぽ生命」を始め、保険会社の生命保険や医療保険を支払っていながらも、いざ生命保険を受け取ったのに、保険をかけていた分の利益を受け取っていない方しかいないことに気が付きました。
また、その保険が役に立たないどころか、毎月の生活費を圧迫していることにも気が付きました。
一人暮らしなら、生命保険、医療保険をかける必要は全くない 傷害保険はなおさらです
生命保険をかけるべき人は、残される家族の生活が出来ないことが予想される場合だけでよいと考えています。
なのに、私が生活苦で相談を受ける方たちは、一人暮らしで、年金が少なく生活が苦しいのに、生命保険や医療保険をかけてしまっているのです。毎月数千円だからと払っているのは、本当にもったいないことです。
収入が年金のみの一人暮らしであれば、もし病気になり、高額な医療費がかかることになった時でも、国民健康保険の毎月の医療費の限度額以上支払う必要はなく、毎月数千円の保険料にかけるくらいなら、貯金に回しておいた方が、多く残ることでしょう。また、かけている保険内容によっては、1円も支払われないこともあるのです。
保険会社はあなたのためではなく、株主の利益のためにあなたを損させているのです
日本は資本主義の国 誰かが損をしてくれるから誰かが儲かるのです。本来必要のない保険をかけて多くの人が損をしてくれるので、保険会社は儲かるのです
がん保険でも同じです。日本人の何人に1人ががんになってます。と恐怖心を煽って、がん保険を売っているのです。そこはいいのですが、他の医療保険もセットですと、本来必要のない医療分も支払わされることのなります。
保険会社が東京の一等地にビルが建つのはものすごい数の人が損をしているためなのです。一生懸命働いているから利益が出ているわけではないのです。
もちろん、多くの人が心底、納得したうえでなら問題ないのですが「かんぽ生命」の場合は、多くの人が損したなと思ってることが問題だったのです。
良い商品というのは、損することが分かっていても、それを大きく上回るメリットがあるから良いのです。ですが、多くの人がメリットを感じないどころか、押し売りされていると感じる保険の販売はやめなければなりません。
かんぽが、人が心底買いたいと思う保険を今後販売してくれることを期待しましょう。
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