20年間市役所で生活支援、就労支援をしてきた、行政書士で投資家の天野ひろしです
週刊現代様に2か月連続で「年金生活で預貯金が無くなってしまったときどうしたらいいのか?」「相続でもめないために」など取材を受けさせていただきました。
「年金が少ないが定年後どうやって生きるのか?」というご質問はとても多いです。少ない年金で生活する解決策を、あなたの今の年齢に合わせた解決方法をお答えします。
現在60歳以上の既に定年した方の、少ない年金でどうやって生活するか?
年金額10万円以下、預貯金2000万円以下の人の場合
一カ月の年金額が10万円以下で既に60歳の方で、他に収入が無い場で、預貯金も2000万円以下の方は、75歳まで就職先を見つけて働くしかありません。
就職先の見つけ方は、新聞の折り込みチラシ、ハローワークで探します。タウンワークなどは60歳以上の方の採用は中々してもらえません。
私が経験上採用してもらいやすいのは、男性なら清掃の仕事、道路工事の警備員です。女性の場合は、清掃業やスーパーの裏方でお惣菜やお弁当を詰める仕事です。
車やバイクなどの配達の仕事は70歳を過ぎると危なくなってくるので、会社側がやらしてくれなくなります。なので、少しでも長期間働けるのは、清掃の仕事ということです。
清掃業の仕事の場合、自分で車やバイクが無くても、集合場所を決めてそこに車で迎えに来てくれることも多いです。
60歳以上の方の場合、目標は75歳以上まで仕事を続けられる職場で働くということです。短期間で高収入の場合は人気があるので年齢が高くなるととても不利です。ですが、清掃業の仕事のほうがあなたが元気なら80歳近くまで雇ってもらえる可能性が高いです。
年金額10万円以下、預貯金4000万円以上の人の場合
一カ月の年金額が10万円以下で既に60歳の方で、他に収入が無い場で、預貯金が3000万円以上の方は、75歳まで就職先を見つけて働くのと、投資の先生を見つけて教えてもらうのが良いでしょう。
仕事は先ほどの一カ月の年金額が10万円以下で既に60歳以上の方で、預貯金も3000万円以下の方と同じですが、違うのは、投資をすればお金を増やせる可能性があります。
ただし、自分だけでFXや株、仮想通貨などに投資しないでください。必ず負けます。投資の先生にお金を払って教えてもらう必要があります。
もっと大切なこととしては、せっかく4000万円あるからといって、50万円以上で投資をしないでください。現在の収入が月10万円や20万円しかないのですから、投資で失敗したら二度とお金は増えません。
勝てる投資は、投資額はどんなに多くても10万円以下で投資し、確実に勝てる方法を身に着けてから、少しづつ増やしていくものです。
年金20万円以上、預貯金5000万円以上の人の場合
何もしないほうがいいでしょう。
現在40歳、50歳代の人が定年したあと、少ない年金でどうやって生活するか?
59歳のかたは、先ほどの現在60歳以上のやり方と同じです。年金生活になった時に、毎月の年金が20万円以上で預貯金5000万円以上のかたはとくに何もしなくてもいいです。
それ以下の方は定年してからは先ほどの現在60歳以上の方と同じ行動をして下さい。
ただ、40歳、50歳の方なら定年まで10年以上あります。現在60歳以上の方と少し違うのは、まだ「時間」があるということです。この時間を最大限に使った投資で収入を増やせる方もいます。
お金を増やせる投資を現役の内に身に着けてしまえば、年金額20万円で預貯金5000万円の人より、収入を増やすことができるでしょう。
投資は時間がある人にしか使えない
「不動産投資」
あなたが50歳代で年収500万円以上あり、預貯金1000万円以上あるかたなら、「アパート経営」で毎月5万円以上収入を増やすことが可能です。
私のところに相談にみえられるかたの場合、5万円どころか10万円以上手に入れられています。不動産投資の場合、ランニングコストなどもありますので、預貯金が1000万円以上ある必要があります。
とは言え、修繕費が急に数十万円いったりするのは、何年かに1回のことですし、まとめて何百万円も必要になることはありません。1000万円以上あれば、余裕をもって取り組めます。
そもそも銀行は75歳までの返済期間にしようとします。その時にあなたが50歳なら25年間の返済期間となりますが、あなたが59歳なら、16年となってしまいます。これは返済期間が長いほうが返済が楽なのです。
投資は時間がある人のほうが有利なので、50歳のあなたなら私は不動産投資だと思います。
不動産投資で100%成功させるには、必ず不動産投資で成功している銀行から「金利0.6%」代で融資を受けている先生を探し、その人から成功する方法を教えてもらってください。
失敗する人は全て、我流でやったり、聞くべき先生を間違えています。金利1.0%以上でしか融資を受けてない人は、先生ではありません。なぜなら、金利が高いのは銀行からの信用が低く、安全な不動産投資が出来ていないということです。
あなたの金利を下げるのにも、先生の金利が低いほうが有利なのです。なぜなら、先生があなたと一緒に銀行へ行けば、銀行はあなたの金利を安くしてくれるのです。
ですが、1.0%以上の高い金利でしか借りられていない人は先生ではないので、銀行もあなたに低い金利を出してくれません。
「FX」「株」「仮想通貨」
FX、株、仮想通貨は、あなた自身が沢山失敗して、経験をしてお金を増やせるようになっていくものですから、失敗を恐れず、投資できる、年収の一番高い時期の50歳代までに身に着けなければなりません。
60歳になってからだと、お金が減るのが怖くて投資することが出来なくなりますので、失敗しても毎月たくさんの給料が入ってくる50歳代の内に増やせるようになってしまいましょう。
私は株も仮想通貨も増やすのは得意ですが、最近はFXで増やせるようになってきました。とは言っても、自分ではなくプロのトレーダーにお願いして順調に増やせています。
私の様にプロのトレーダーにお願いすることはあなたは出来ません。なぜならプロトレーダーに依頼する単位は1億円以上だからです。
だからと言って、私は1億円を投資しているわけではないのです。私の1000人を超える仲間たちで少しづつお金を出して運用してもらっているのです。ですから、1000人なら一人10万円で1億円となるのです。
あなたがやるべきは、あなたがお金を増やすための情報を与えてくれる先生を探すことです。
それにはお金も時間もかかるので、現役の内に先生を探し、そこで与えられたお金を増やす方法を実践し、お金を増やしていくようにすれば、定年後はお金の心配をすることはないでしょう。
年金が少ない理由
「年金が少ない理由」は、年金は国が国内と国外の運用会社に委託して増やしてもらっている投資です。掛け金がそもそも少なく、国が投資して増えている金額も多くないので、あなたがもらえる年金が少ないのです。
あなたが支払っている年金額がそもそも少ないのですから、多くなるわけがないのです。
年金制度が出来たころの年金の役割は、おじいちゃんおばあちょんが孫にお小遣いを渡せるくらいのお金をもらえるということで始まったのですから、生活費を期待するものではないのです。
年金生活と生活保護の境はない
年金だけだと生活できない場合、生活保護で足りない分を支給してもらうことが出来ます。ですが、その基準額はとても少なく、最低限の生活しかできません。
なので、自動車にも乗れませんし、家族で旅行すらいけません。ディズニーランドなんて夢物語です。
日本の税負担は、中負担なので、年金や生活保護は少ないのでしょう。
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