大手の不動産会社だから危険

不動産投資

大手の不動産会社だから危険

大手の不動産会社は安心と言うのは遠い昔の事。令和の時代で大手の会社が安心と言う事は全くない。その理由は、大手の会社ほどお金がないと生き残れないから、必要でもないものをあたかも必要な様に売りつけるのにたけているからです。

私のところに多い相談に、大手の住宅メーカーで購入し外壁塗装は30年以上いあらないと言っていたのにもかかわらず、「10年で外壁塗装をしないと30年保証が切れてしまいますよ」と言うことを言い、200万円近くの外壁塗装が必要のないのにもかかわらず、善人そうな営業マンが不安をあおり、多くの購入者が被害に合っています。

10年で劣化する外壁なら、この営業マンの言っていることは間違いではないのでどんどん営業していけばいいです。しかし、30年以上外壁の塗り替えが必要ないはずなのに、その家を販売したメーカー自身が不安をあおって外壁塗装を売ってくるのですからたちが悪いとしか言えません。

このメーカーは住友林業。誰でも知っているメーカですから驚きです。と、それを聞いていたので実は私の家はその住友林業なので、まさかそんなことは無いだろうと思っていましたが、本当に不安をあをってきたのには驚きます。

私の家は砂の塗装、シーサンドコート。LS30と言う、30年保証の外壁塗装で、見た目の質感から、それが素晴らしと選び、どこにも亀裂や劣化などみじんもないのにもかかわらず、その外壁の上から上塗りすると言い出したのです。

このように私は知識や経験、情報が他の方と比べて多いので、そんなウソを見破り断れますが、多くの人は大手のハウスメーカーの営業マンの言う事だから本当だろうとか、信じてしまうことでしょう。

今でもにぎわせているアパートの大手、レオパレスでも一緒ですが、これらは氷山の一角でしかありません。他のメーカーがやってないわけがないじゃないですか。

選挙違反でにぎわせた河井夫妻でも、なぜあの二人だけあれだけつるし上げられているのか分かりませんが、他の方の多くも3万円の報酬でウグイス嬢にお願いしているのが普通になっているようです。

何を信じたらいいのか分かりにくいこの日本で、損しないためにはとにかく、自分自身で調べ、分からないことはそれが分かる信用できる人に相談し、即答しないことだと思います。よくわからなければ、消費者相談センターにまず相談するのがいいのではないでしょうか?

記事執筆者:行政書士,天野ひろし

雑誌「週刊現代」などで相続税対策に関係する不動産のお悩み相談を連載していた。

行政書士天野浩史事務所

株式会社天野 代表取締役

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